非公開求人が非公開でないといけない３つの理由
Webや求人誌などで公募されているのは、実は世の中の求人案件のほんの一部です。その何倍もの求人案件が、非公開で募集をおこなわれています。
そのうち、転職サイトで公開している求人情報は求人全体の1〜2割程度でしかありません。
残りの8割は非公開の求人になります。
わざわざ非公開しないといけない３つの理由を紹介します。
理由１：有名企業で募集が多すぎるのが困る
有名企業、人気企業で普通に求人を出してしまうと、募集が集まりすぎて、選考に時間と費用がかかりすぎてしまうのが理由の１つです。1000人以上も募集があったり、なかには募集資格を満たしていない応募者もいたりして、コストがかかりすぎてしまうのです。
そこで、経験やスキルがマッチする応募者のみ選考を行なうために、非公開での募集になるのです。
理由２：事業戦略に直結していて公開できない
新規事業で募集を行う場合、仕事内容や応募資格でどのような事業を立ち上げたいのか、他社に知られてしまいます。競合他社に自社の新規事業について知られたくないため、非公開での募集になるのです。
新規事業の立ち上げメンバー、株式公開のための要員募集など、推測できてしまうのを避けるために求人を公開できないのです。
理由３：人事が漏れてしまう
役員などの人事は、会社として大きな経営判断になるため、これも他社に知られたくない内容になります。求人内容をみて、事業計画も競合他社に知られてしまう可能性もあります。
役員の退職に伴う募集となる場合に一般公開すると、取引先や自社の社員に不安を与えてしまう可能性があります。
このような理由で、非公開での募集になります。
DODA や リクナビNEXT などの転職サイトに非公開求人があります。
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