スカウトされやすい人になるための４つの基本

スカウトサービスに登録したプロフィール、いわゆるレジュメを登録すると、企業が検索しやすいようにデータベース化されます。

企業はレジュメに登録されたスキルや経験にあう登録者をデータベースから検索し、さらにリストアップし、最終的にスカウト(オファー)する人を選別します。

スカウトをもらいやすくするために、最低限押さえておきたい４つの基本を紹介します。

基本１：レジュメに現住所と希望勤務地を登録する

企業は自社へ転職できる人を探しているので、通勤不可能な人へオファーを積極的に送ることはほとんどありません。
その判断する目安になる、まず１つ目が「現住所と希望勤務地」です。

この項目に入力がないと、かなりの確率で検索から漏れてしまいます。
Uターン、Iターンの場合の勤務地にこだわりや制約がある場合は、必ず入力しましょう。

基本２：現在の年収と最終学歴を登録する

企業が「現住所と希望勤務地」を絞り込んだあとは、「現在の年収と最終学歴」で絞込みます。
企業が登録者の「現在の年収」を気にするのは、自社の年収が登録者の実年収よりも大幅に低いと、登録者が応募してくれないのではないかと考えるからです。

「現在の年収」が検索条件に設定された場合、未入力の人は検索結果には出てきません。つまり、企業の採用担当者の候補者から漏れてしまうのです。
実年収は、きちんと、かつ正直に入力したほうがチャンスは広がります。

「最終学歴」も同じです。検索条件に設定された場合、検索されなくなってしまいます。
企業は学歴ですべてを評価しようとしているわけではありませんが、面倒でも正確に入れておいて損はありません。

基本３：職務経歴でアピールする

基本１と基本２で選別されれば、いよいよ職務経歴です。
書き方は自由なのですが、意識したいのはそれを読んで、あなたという人物がイメージできるかということです。

例えば、売り上げ実績を数字で表現できれば最も伝わりやすいのですが、それだけでなく「担当案件の中での自分の役割」や「顧客満足度」、「人と人とのコミュニケーション」など、自分の強みを見つけ出して、仕事に対してどう関わってきたかを伝えましょう。

同じ経験をした人がいたとして、人物がイメージできない書き方はアピールが弱く、不利です。

経験のある分野のスキルを漏れなく登録してください。
記入が多ければ多いほど、検索条件にヒットし、企業が閲覧する確率も高まります。

基本４：レジュメは定期的に更新する

企業が検索するレジュメのデータベースは、同じ検索条件でも、更新日の新しい人から表示されます。

レジュメの更新を頻繁に行うことで、データベースの検索画面で上位に表示される確率が高くなります。
また、更新日が古いと転職の意思が薄いと取られたり、せっかくのスカウトの機会を失うことにも成りかねません。

資格を取ったり、プロジェクトが追加になったときはレジュメを更新しましょう。
何もなければ、カラ更新でもいいです。

レジュメは頻繁に更新し、採用担当者の目に触れる機会を増やすことがオファーにつながります。

まとめ：レジュメはあなたの分身

企業はレジュメのデータベースからたくさん候補者を検索し、絞っていきます。

レジュメはあなたのかわりに転職活動を行う、分身のようなものです。
企業の採用担当は、一人ひとりのレジュメを隅々まで読み込んでいます。

丁寧に漏れなく書くだけでなく、人物がイメージできるように自分の想いも書いておくと、採用担当の目にとまりやすくなります。
レジュメにたっぷり時間をかけ、オファーをたくさんもらいましょう。

レジュメのサンプルや書き方は、「リクナビNEXT」や「DODA(デューダ)」に掲載されています。

レジュメには、こう入力しなければならない、というルールはありませんが、読みやすさも大切です。
ぜひぜひ参考にしてください。

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